やさしい色の午後 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック ほんの少し寒くて、でも日差しが暖かくてぽかぽかするようなやさしい陽気を感じられる季節がとても好きです。ふと窓を見ると差し込む光が美しく、忙しさの中で忘れていた心を優しく包み込んでくれるようです。静かな午後の光の中、果実たちがそっとテーブルを彩ってくれました。
海への旅情 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック 海辺を歩き、波の音を聴きながら瞳を閉じると、懐かしいような切ないような気持になります。それは旅先で行った海の水平線の向こう側に、今まで出会った大切な人たちとあの先で繋がっているのかなと感じる気持ちだったり、砂浜を歩くときに感じる心の静けさだったりするのかもしれません。海を見渡す夕暮れは、一日の終わりと新しい希望の交替のようです。
バラ 石島 弘之 石島整形外科医院 展覧会用の大作の合間に小品を描いている。バラは永遠のテーマだが描くたびに違っている。
バラとマヨルカの壺 石島 弘之 石島整形外科医院 中川一政はバラとマヨルカの壺をテーマにしてよく描いている。私も試みてはいるが思う様には描けない。マヨルカの壺は色々な絵が描かれていて面白い。
しらす漁 石島 弘之 石島整形外科医院 大洗港はしらす漁で活気があった。船が着くと漁師の妻達も加わってせり場に運ぶ様子を描いてみた。
陸に揚げる1 石島 弘之 石島整形外科医院 下塗りをした上に麻の粗い布を貼って描いている。全体が少しぼやけて見えるがこれもありかなと思っている。二科春期展に出品したものである。
陸に揚げる2 石島 弘之 石島整形外科医院 磯崎港の風景である。中型船以下は陸に揚げておくらしい。岸壁に保留している船と異なった趣きがあって面白い。
人形のいる静物 髙木 秀子 高木内科整形外科医院 人形は1960年代のフランス製のもので、子供向けの人形ですが、背が高く大人っぽい雰囲気が面白いです。後ろにあるのは小さな古いトランクです。
ポピー 髙木 由美子 高木内科整形外科医院 義母が長年通っている益子先生のアトリエに2019年から一緒に通い始めました。大きなガラスの花器とポピーの花が涼しげで素敵なモチーフでした。花びらやガラスの陰影など難しく終わりのない世界です。モチーフを囲み、クラシック音楽を聴きながら時間が経つのも忘れて集中して描き、楽しんでいます。
泉町二丁目、秋の午後 松前 孝幸 中央ますいクリニック 泉町二丁目交差点にはかつてローソンがありました。2011年にこの絵はそこから向いの料亭ムサシに向かう方向で描きました。右奥には料亭さかえのビルがあります。もうこの付近の料亭は多くは廃業しております。左の日生ビルは建て替えてまだ日が浅く、壁面には午後の日差しが反射していました。私は2005年まで右のライオンズマンションに居ました。私には懐かしい場所です。
金町三丁目、冬の夕暮 松前 孝幸 中央ますいクリニック この場所は愛犬リンちゃんとの散歩コースでした。冬のある日の夕焼けがとてもきれいでした。日常の景色でも時には違った表情を表すことがあります。
鮮 庄司 幸子 日立市 我が家の使い古したザルは「まん丸」です。だから「まん丸」に描きました。背景の板の継ぎ目はキャンバスに「平行」に描きました。しかし、、、「まん丸」のザルは「楕円形」、背景の継ぎ目は「斜め」にした方が良い!と看板屋を営んでいる友人にアドバイスされました。それがこの絵です。ちょっとだけセンスアップに繋がったような気がします。 そして、魚たちも喜んでいるような、、、
静物 和田 美弦 わだクリニック 陶器の水差しを主役に他4点を配置してみました。モチーフを選ぶのにいつも苦労します。今回の絵はマチエールを色々と考えて試みている。キャンバスに麻の粗い布(植木職人が用いるもの)を貼った上から絵具を載せる方法で描いてみた。柔らかさは出たと思うがまだ不満足である。
高戸小浜海岸 和田 美弦 わだクリニック 高萩にある風光明媚な高戸小浜海岸を描きました。日本の渚百選のひとつに選ばれています。
収穫 酒井 邦子 古河市 実家の母は器用な人だった。洋裁が上手で、弟と私にお揃いの服を作ってくれた。高齢になってからは、ハーブを栽培し、押花を楽しんでいた。この藤づるの籠は母の作品である。その籠に患者さんからいただいたイエローフォックスを使って私がアレンジした作品。母とコラボの作品を絵にしました。
ゴルフ場の剪定 酒井 慎介 古河市 茨城ゴルフ倶楽部で毎年5月に女子プロゴルフのサロンパスカップが開催される。フェアウェイやグリーンは勿論だが、様々な木々の手入れもして準備する。
2月頃からクレーン車を使った松の剪定が始まる。この光景をしばらく見てからスタートするのが楽しい。
雪どけを待つスタートホール 酒井 慎介 古河市 今年の3月20日春分の日は予報通り雪だった。茨城ゴルフ倶楽部では役員会が予定されていたが、前日に中止の連絡が来ていた。クローズの発表はなかったので、ゴルフだけでもしようと出かけて行った。雪の解け具合でスタート出来そうだったので、皆レストランで待機していた。
結局はクローズになり帰って来たのだが、雪景色のゴルフ場もなかなか面白い。
紫なす筑波山・雨あがり。 岩井 武尚 慶友会つくば血管センター 万葉の頃から歌に詠まれるつくばねは南から見ると美しい。東から見ると細長いし、西から見るとマッターホルンのようである。都内の病院16階からふと見ると、雨の上がった北の向こうの雲上に筑波山が浮かび上がった。紫っぽい山とその前に上野の山にある国立博物館の紫色の屋根が息を合わせたようにマッチした。その前にある湯島天神までもが紫色に色づいたような気がした。雄大な眺めである。
風景 矢島 章子 堀越医院 サンディエゴ近郊をドライブ中、目に入った美しい景色に車をとめました。レストランの入口でしたが、ランチにはまだ早く、写真を撮ったのみで帰りました。ずい分前のことですが絵にしながら二度と行くことはないと思い懐かしさがこみあげて来ました。
卒業 矢島 章子 堀越医院 二十年近く孫達の成長の姿を描いて楽しんで来ましたが、すっかり大きくなりました。今後、絵にしたくなる様な姿は見られなくなるかもしれません。
桶とたまねぎ 花松 正寛 久保田病院 東日本大震災の半年後、頸部の手術を受けました。リハビリを兼ねて独学で油絵を始めました。小生にとって最高の指南書を手に入れ、模写に徹したのが上達に役立ったと自負しています。これはその頃の作品です。
ガラス器 花松 正寛 久保田病院 東日本大震災の半年後、頸部の手術を受けました。リハビリを兼ねて油絵を独学で始めました。小生にとって最高の指南書を手に入れたおかげで、模写に徹していた頃の作品です。

