黄葉(こうよう) 酒井 慎介 古河市 茨城ゴルフ倶楽部の西コース6番のショートホール。グリーンの奥に銀杏の樹がある。二つの群れに分かれていて、秋になると濃い常緑樹の隙間が鮮やかな黄色に変わる。
春には女子プロゴルフのメジャートーナメントが行われ、華やかな色彩と歓声に包まれる。
黄葉の時期には静かな雰囲気となり、私はこの時期のこのホールが好きだ。
ビワ実るころ 酒井 邦子 古河市 我が家で実ったビワです。今年はたくさん収穫出来ました。小学生の頃、音楽の教科書に載っていた「びわ」という歌が好きでした。やさしい歌詞とメロディー。
まどみちおさんの作詞ですが、きっとビワが好きな方だったのだろうと想像します。
いろり 花松 正寛 久保田病院 白川郷、合掌造りの内部を描きました。令和4年、縮小写真版を出展しましたが、今回はその原画F50号です。第106回二科展に入選しました。
大洗磯前(いそさき)神社 岩井 武尚 慶友会つくば血管センター 有名な神磯の鳥居が波打ち際にあって、神が降臨した神聖な場所とされている。近づくことはできない。
浜辺にはきれいな小石がいろいろ敷き詰められている。
神聖な気持ちになる。
そこから道路を隔てて長い石段を上ると856年創建とされる神社本体がある。
大己貴命(おおなむちのみこと)が國作りのために鳥居近くに降臨したという。
少しオーバーかもしれないが、「降臨」の感じが出るようにイメージして描いてみた。
花 酒井 健太郎 酒井医院 菖蒲のむらさき色が大好きだ。六日のあやめ、十日の菊にはならぬ様。
バラのブーケ 石島 弘之 石島整形外科医院 バラを描くことは、古くから有名画家達の生涯のモチーフであった。やさしい様で難しいのである。初心者の私もバラを描くことを試みてはいるが、簡単には行かない。
今回の絵はマチエールを色々と考えて試みている。キャンバスに麻の粗い布(植木職人が用いるもの)を
貼った上から絵具を載せる方法で描いてみた。柔らかさは出たと思うがまだ不満足である。
バラA 石島 弘之 石島整形外科医院 絵具にシェル(貝殻の粉)を混ぜて下塗りをした上から描く手法で試みた。粉末の大小にも関係して難しい。
バラB 石島 弘之 石島整形外科医院 知り合いの人からサハラ砂漠の砂を頂いたので絵具に混ぜて描いている。ザラザラした感じと輪郭線がボヤケていて面白いが技術が伴っていない。
バラC 石島 弘之 石島整形外科医院 モデリングペーストを用いてキャンバスに予めバラの大体の形を作った上に絵具をのせ、花弁の凹みは彫刻刀で削り出して整えた。習作の一つである。
湊線三反田 松前 孝幸 中央ますいクリニック 現在、ひたちなか海浜鉄道湊線は東日本大震災の被災より復旧しました。勝田から那珂湊、阿字ヶ浦までの14.3kmの路線です。
途中にはのどかな田園風景が広がっています。この絵は途中の三反田の風景です。
電車の先頭車両は運転席は左半分で右側は窓から進行方向が見えます。
バラ 後藤 澄夫 土浦市 患者さんから戴いたバラです。赤い花が窓からの柔かい光に包まれています。
つわぶきの花 後藤 澄夫 土浦市 晩秋に、私の庭の大きな泰山木の陰で、「どっこい生きている」と主張しているのが”つわぶきの花”です。ツヤのある肉厚の葉、真直ぐに伸びた茎、その頂上に菊に似た黄色の花を咲かせます。
花かご 庄司 幸子 日立市 花かご
森を歩く 矢島 章子 堀越医院 ファンタジーを語る兄と超現実的な妹、ストーリーの発展はあったのか。
家路 矢島 章子 堀越医院 学童クラブを終えての帰り路、夫々の思い背に無言。
さがし物 矢島 章子 堀越医院 宝物は夫々に。
茨城県三の丸庁舎 和田 美弦 わだクリニック 昭和5年に建設されたゴシック建築様式の旧県庁本庁舎を描きました。重厚なレンガ張りの外観でたびたびテレビのロケ地として使用されるとのこと。
隣には県立図書館があり、1階の星乃珈琲店で一休み。いいひと時を過ごしました。
フラメンコの女性 和田 美弦 わだクリニック 恒例のチャーチル会人物画でいつものモデルさんがフラメンコの衣装を着てくれました。なかなか動きのある絵にはなりませんでした。
コッツウォルズーイギリスー 榎本 貴夫 つくばセントラル病院 蜂蜜色の石材で有名なここはイギリス一美しい村と喧伝されている。そう言われてみると何気ない小物店まで美しく見えてくるのであった。
鳶(トビ)ーインドー 榎本 貴夫 つくばセントラル病院 空の色がオレンジから薄紫色にかわるころ白亜の霊廟タージマハルの遠景をカメラにおさめた。帰国後写真を拡大してみると空に無数の黒い点々があり、更に拡大するとそれは悠々と飛翔する鳥
であることが判明した。
400年の追憶ー龍ヶ崎ー 榎本 貴夫 つくばセントラル病院 般若院は978年僧堂珍により貝塚原に建立された。その後1525年現在地に移築された。裏庭中央、静かに佇む彼岸枝垂れ桜の幹回りは5メートルを超える。
400年の風雪熱波を耐え忍んだ今我々に何を語りかけているのだろうか。
優しい光に包まれて 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック ピエロに涙の跡があるのはいくつかの説があるそうです。ピエロはわざと色んな失敗をして、そのことで人を笑わせて愉快な気持ちにさせるものですが、わたしはピエロを見ると何故だか
哀しい気持ちになってしまいます。人を笑わせようとする人はいつも無理をしていて、つらい
ことがあってもあえて明るく、馬鹿なフリをして悲しい笑顔を作っているのかもしれないと思う
からです。ピエロが仮面を外した時、優しい誰かが隣に居てくれるといいなと願います。
にぎやかな雨 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック お出かけの際の雨は時として困ってしまいますが、家の中で寛いでいる時に窓から見える雨をじっと見ているのは好きです。地面にあたって跳ね返される雨粒が、元気にジャンプしている
ように見えます。
雨のオバケ達が出てきて何やら集まって楽しそうにキャンディの粒でパーティをしているようです。
それを見ていたウサギが何だか面白そうだなとお花を持って、わたしも混ぜてとやってきて、
ワイワイとにぎやかな雨のパーティとなりました。
思い出の宝箱 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック わたしは古いものが好きです。古びた屋根裏やタンス、畳のある昭和の家の匂い、色褪せた地図や本。どんなモノにもかつては持ち主がいて、楽しかった思い出、その人の人生の1ページがつまっていると
感じます。古いものに触れるとその人の思いを感じられる気がして、切なく懐かしいような不思議な気持ち
になります。使い捨ての大量消費社会の時代で、断捨離も流行していますが、何か大切なものまで失っている
気がして悲しくなります。
高慢な時間 飯竹 千恵 いいたけ内科クリニック 誰にでも平等にあるもの、それは時間。時間は忖度してくれません、時として高慢で冷酷です。わたしは時間の使い方がとても下手です。いつも締切に追われていて、間に合わないとバタバタすることの
繰り返しで、1日がもっと長かったら良いのにとぼやいています。しかしふと、もしかして時間に対して
高慢なのは自分ではないか、言い訳に使っているだけじゃないかと、この原稿の締切も伸ばしてもらっている
自分を見て我に返るのでした。
向日葵 髙木 由美子 高木内科整形外科医院 向日葵
マリーゴールド 髙木 秀子 高木内科整形外科医院 マリーゴールド
静かな雪の日のあさひ 乾 安里 ひたちなか市 1日のうち一瞬しか見れない、きれいな空を作品にしました。私の好きな色、紫の絵の具を1本使い切りました。
光っている景色を描けたところが好きなところです。
キツネとウサギが一匹ずついるので探してみてくださいね。

