茨城県医師会とは

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会長挨拶

令和8年6月18日に開催された茨城県医師会定例代議員会におきまして、引き続き茨城県医師会長を務めさせていただくこととなりました。会員の先生方をはじめ、県民の皆様、行政・関係機関の皆様の日頃からのご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

これまで茨城県医師会では、救急医療体制の維持・強化、新たな地域医療構想への対応、医師偏在対策、感染症対策、医療DXへの対応など、「地域医療を守る」ための様々な取り組みを進めてまいりました。今、我が国そして本県は、人口減少と超高齢社会という大きな転換期を迎えています。出生数は減少を続ける一方で、高齢者人口は今後もしばらく増加し、医療や介護に対する需要はさらに高まることが見込まれています。また、医師不足や医療従事者不足、医療機関経営の厳しさなど、多くの課題にも直面しています。このような時代においては、今ある医療を維持するだけでは十分ではありません。人口減少社会の中でも、県民の皆様が安心して医療を受け続けることができる新たな地域医療の仕組みを創り上げていくことが必要です。茨城県医師会では、救急医療、病院医療、診療所医療、在宅医療、介護を一つの流れとして捉え、地域完結型医療提供体制の構築に取り組んでまいります。またその中心となるべく地域に根差した「かかりつけ医機能」の強化にも取り組み、「地域医療を守るから地域医療を創るへ」を進めてまいります。

また、これからの地域医療は医師だけで支えることはできません。歯科医師・薬剤師・看護職・介護支援専門員・リハビリ専門職・栄養士・介護福祉士など、多職種が連携しながら地域全体で患者さんを支える時代となっています。県医師会は、その連携を支えるハブとしての役割をさらに強化してまいります。

さらに今後は、「攻めの予防医療」を重要な柱として、心不全、認知症、骨粗鬆症等の高齢者に特有の疾患・病態への対策にも力を注いでまいります。病気になってから治療するだけでなく、早期発見・早期介入・重症化予防を推進することで、県民の皆様の健康寿命延伸と生活の質の向上を目指してまいります。

茨城県医師会は、会員医療機関を支援するとともに、県民の皆様が安心して暮らせる地域社会を支えるため、行政や関係団体と連携しながら地域医療のさらなる発展に全力で取り組んでまいります。今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

                      令和8年6月18日
茨城県医師会 会長 松﨑 信夫