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「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」に関する要請について

令和3年7月2日、茨城県医師会鈴木邦彦会長とひたちなか市医師会吉井慎一副会長が県内26郡市等医師会及び大規模病院連絡協議会構成病院を代表し、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の主催者である茨城放送を訪問し、今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討することや、仮に開催する場合でも更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すことを要請しました。

 

 

令和3年7月2日

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」主催者 殿

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」に関する要請書

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、本県における新型コロナウイルス感染症は、令和2年3月17日に県内初の感染が確認されて以降、6月末時点で感染者10,544名、死者164名に上っております。

この間、県民一丸となって、感染拡大防止に向けた取組みを重ねるとともに、我々医療従事者も昼夜を問わず、懸命な医療活動に当たってきたところであります。

現在、一時の危機的な医療逼迫の状況は脱したものの、希望者全員へのワクチン接種は未だ進行過程にあり、感染力の強い変異株の勢力拡大によって、いつ何時、全国的な蔓延が繰り返されるのか、大いに懸念されるところであります。

こうした状況の中、先日、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」の開催が公表されました。2000年からスタートしたこの催しが、今や本県における夏の風物詩として定着し、地元に大きな経済効果をもたらしていることに、いささかの疑念もありません。

しかしながら、例年に比べ大幅な入場制限等の措置が取られるとしても、現下の状況で開催されることについては、強い危機感を抱かざるを得ません。

つきましては、こうした事情をご賢察のうえ、下記の事項について、特段の御配慮をいただきますよう、要請いたします。

1 今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止又は延期を検討すること。

2 仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での
行動を含む感染防止対策に万全を期すこと。

                      以上

ひたちなか市医師会 水戸市医師会 日立市医師会 土浦市医師会 古河市医師会 龍ケ崎市医師会

牛久市医師会 石岡市医師会 結城市医師会 常陸太田市医師会 取手市医師会 つくば市医師会

県央医師会 笠間市医師会 那珂医師会 水郡医師会 多賀医師会 鹿島医師会 水郷医師会 稲敷医師会

真壁医師会 きぬ医師会 猿島郡医師 筑波大学医師会 東京医科大学茨城医療センター医師会

茨城県医師会大規模病院連絡協議会 茨城県医師会